フランス人の人生を楽しむ小さなコツ - ② Le Goûter (ル・グテ)
フランス人は自由で幸せな時間を持つ事が大好き。
自分の人生を楽しむために積極的にそんな時間を作り出しています。
このブログシリーズではそんなフランス人の人生を楽しむコツをご紹介します。
そして今日は、日本の「おやつ」に例えられる午後の大切な食習慣、「Le Goûter (ル・グテ)」についてお話します。
"Le goûter (ル・グテ)" フランスの伝統的なおやつの時間
フランス人は通常夕食の時間が日本よりも遅く夜8時頃、時にはそれ以降にとることが多い為、午後のおやつの時間である le goûter (ル・グテ。フランス語で「味わう」の意)はフランス人にとって重要な休憩時間です。子供たちは学校から帰る4時頃に、甘いお菓子とフルーツジュース。大人はお茶やコーヒーと一緒に甘いものを楽しむのが一般的です。
さらに、このル・グテの習慣は単に「おやつを食べる」という行為なだけではなく、夕食の支度をする前の短い時間を、家族や友人と静かに甘くておいしいものをものを共有して楽しくを過ごすための、とても重要な習慣なのです。
甘いお菓子
ル・グテで重要なことは、飲み物と一緒に食べるものは必ず甘いもので、例外はありません。よく食されるのはケーキ、パンオショコラ、クロワッサン、マドレーヌ、サブレやガレットなどのビスケットなど、シンプルなものです。しかし、自家製の、クレープにおいしいジャムやチョコレートクリームを詰めたものや、アップルパイやチョコレートタルトなど少し手の込んだ甘いものも人気です。
グテの食べ物は2つの活動の間の短い時間を埋める、簡単でとてもおいしい甘いものがキーポイントです。
このように、ル・グテはフランスの食文化の重要な一部であり、大人も子供も大好きな、フランス人にとって絶対に外せない人生を楽しむ重要な習慣です。
この記事を読んで、あなたもGoûter Timeに挑戦して、フランス風の素敵なお菓子や飲み物を楽しんでみてください。
- Mikael B.
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