[ピエール・オテイザ ]フランスサラミ ジェズ・デュ・ペイ・バスク - 500g
クッキングアドバイス :
サラミを冷蔵庫から出して室温で最低30分置きます。その後食べる前にとても薄くスライスするだけ!とてもシンプルです。
ピエールオテイザのサラミは天然腸を使用しているので、そのままお召し上がりいただけます。
サラミは賞味期限内でも表面に緑色のカビが発生することがあります。防カビ剤や保存料などを使用していないため、これらは自らを保護するために行われる自然現象です。その場合はペーパータオルなどで拭き取るか、ナイフで削るなどしてカビを取り除いてお召し上がりください。
おすすめのワイン :
おいしさを最大化するためにお勧めするワインは、酸味とミネラル感のある辛口の白ワインです。思い浮かぶのはシャブリ、ブルゴーニュ地方のシャルドネ、またはサンセール(Sancerre)の白です。 ピエール・オテイザはバスク地方のサラミに合わせるためにバスクの白ワイン(the KATXINA TXAKOLINAなど)もおすすめしています。
赤ワインと楽しみたい場合のおすすめは、軽くてフルーティなタンニンのレベルがとても軽いもの です。(例えばアルザスのピノ・ノワールやボージョレー・プリムール)フランスのサラミを味わっていてもワインの味を大きく変えないものが良いです。
追加情報 :
原産国 |
フランス (バスク地方) |
内容量 |
500g |
原材料 |
豚肉 80%、豚脂 20%、食塩、ラクトース、ブドウ糖(麦由来)、ショ糖、香辛料
硬化剤 : 硝酸カリウム、香辛料、こしょう、酵母、米粉(表面に塗布) |
保存方法 |
サラミは乾燥しやすいデリケートな製品です。元の包装から取り出し、ブッチャーペーパー、キッチンタオル、またはアルミホイルで室温で涼しく、換気された乾燥した保管場所(12〜18°C)で包装するのがベストです。 、不可能な場合は、冷蔵庫の野菜コンパートメントに入れてください。 サラミは開封して食べ始めてから1〜2週間以内に摂取するのがベストです。 ドライサラミの保存についてもっと読む。 |
アレルギー表示 |
豚肉 |
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ピエール・オテイザ社 (Pierre Oteiza) の創立者である農家の息子、ピエール・オテイザは、300人程度の人口のフランスの小さな村、アルデュード村で生まれました。アルデュード村はピレネー山脈があるバスク地方の中心地であるバイヨンヌから50kmほどの距離であり、ピエールはそこで酪農家と肉加工の職人として経験を積みました。
ピエールは若いころからパリで叔父と共に肉屋としての美学を学びました。そのあと故郷のアルデュード村に戻り、1975年に家族経営の農場を管理するため、妻のキャサリンと一緒に、“Gastronomie de la Vallée des Aldudes” という組織を作りました。そこでは地元のブリーダーや養豚家、チーズ職人とと協力して、地元の食材のプロモーションを始めました。
1988年にパリで行われたイベントで彼の商品をプロモーションしているとき、ピエール・オテイザは絶滅の危機に瀕していた希少なバスク豚の “ピ・ノアール " (Pie Noir)を発見しました。ピ・ノアールは樫の木の実を主食にしていましたが、20世紀前半の森林伐採や数十年にわたる集約農業により樫の実は激減し、ピ・ノアールは絶滅寸前でした。ピエール・オテイザは30頭ほど残っていたピ・ノアール豚のうち2頭を譲り受け、この豚を絶滅から救うことを誓ったのです。
他の地元のブリーダーの支援を受けて、彼はアルデュード渓谷の"ピ・ノワール"バスク豚を徐々に復活させることができました。これにより、90年代には地元の生産者が協力して、ピエール・オテイザブランドとして新たなレンジの新鮮な肉やハム製品を作り出すことに成功しました。
それ以来、会社は少しずつ大きくなり、2016年には多くの努力と投資のかいあって、フランスではとても名のあるAOPラベル(フランス製品のとても高品質な商品を保証する品質保証ラベル)をバスク豚の生肉部門で獲得しました。また2019年にはハムの部門でも"キントア豚"をいうブランド名のもとにラベルを獲得しました。
ピ・ノアール豚たちは森の中や山原を自由に歩き回っています。お散歩を終えると屋根にシダの生えた小屋に戻り、ハーブや栗やドングリ、ブナなどの季節の木の実を食べます。(主に9月から初雪まで。)また、ブリーダーたちは栄養バランスを整えるために、遺伝子組み換え食品を含まない穀物を毎日与えます。
アルデュード渓谷のハムは、バスクのバッサン・ドゥ・ラドゥール(Bassin de l’Adour )の塩で塩漬けされ、自然乾燥小屋で10-14か月熟成されます。一方キントアハムは16-18か月熟成され、強いフルーティな香りでしっかりした食感の濃い赤の霜降りのハムに仕上がります。
現在では、キントア豚のハムはフランスのバスク地方を超えて他の地方でも広く、目の肥えたフランスのグルメ通たちの舌を満足させています。パリのイベントで絶滅寸前の希少な豚の品種を発見してから32年後には、バスク地方に8店舗、パリに2店舗の店を構えるようになりました。ピエールオテイザの商品は地中海沿岸やロワール地方のも進出し、さらには海外中の国々の肉屋や高級食材店で重宝されるようになりました。