メゾン・デュキュルティ

 

この家族経営のメゾン・デュキュルティ社 (Maison Duculty) 、リヨンの南、フランス・ローヌアルプ地方の山岳地帯にあるピラット国立自然公園の中心部に位置し、1870年以来、デュキュルティ家が5世代にわたってSalaisonierの伝統的な製造方法を継承し続けています。


 

高品質の製品を作るために、現在のオーナーのガエタン・デュキュルティは化学添加物を使用せずに彼の先祖の職人による昔ながらの製造方法を尊重しています。それはすべて、厳選された食材から始まり、屋外で飼育されている地域の農場の豚の肩肉、ラード、ロース、スペアリブ、胸肉など高品質なものだけを使用しています。



次に、肉はピラット国立自然公園のとてもきれいな空気の中で自然に熟成します。
天然の豚の腸に詰められたにソシソン(フランスサラミ)のは、木の棒でつるされて乾燥し、独特の風味を醸し出す自然な発酵菌の生み出します。”ペニシリウム・ロケフォルティ”(Penicillium roqueforti)と名付けられたこの菌は、豚肉の周りで徐々に成長します。熟成期間は数週間にわたります。長い商品では最大18ヶ月もの期間をかけて熟成されます。この製造方法によってソシソンの本物の味がつくられるのです。



自然環境に恵まれ、“人と環境を尊重し、大自然の中から最高の味を引き出す”という信念のもと、本物にこだわり伝統を重んじてきた結果、2014年にプロフェッショナリズムと高品質の証であるメートル・アルティザン(名匠)の称号を取得。これは、製品の製造におけるプロ意識と品質を保証するフランスの主要なラベルで、”Entreprise du Patrimoine Vivant”(生きた遺産)として認定されています。そしてその製品は美食の町としてしられるリヨンの人々を魅了し続けています。

 

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