ル・ソニエ・ドゥ・カマルグ

ル・ソニエ・ド・カマルグは、フランスの地中海沿岸の町エーグ・モルトで収穫されるカマルグの塩のブランド名です。

 


エーグ・モルトでは、古代(紀元前4世紀)から塩の収穫が行われており、この地域は数世紀にわたって異なる所有者に帰属するいくつかの小さなマルシェとして発展してきました。しかし、1842年の大洪水の後、彼らはモンペリエの商人とパートナーシップを組むことを決め、1856年に現在のサラン塩田グループ(Salin d'Aigues-Mortes )を創設しました。

 

 

塩職人は、風や嵐、塩分濃度に応じた水の動きを管理することで、代々受け継がれてきた伝統を守り続けています。彼らはエーグ・モルトの塩田を守る真の守護者なのです。彼らは気候に適応しながら、毎日、晶析缶の塩分濃度をチェックしています。一年中行われるこの丹念な作業の結果、夏の気温の上昇によって塩の結晶ができるのです。

 

 

シーソルト(海塩)は、塩湿地や塩田で太陽と風によって海水が自然に蒸発することによって作られます。3月から8月にかけては、塩田労働者が海水を循環させて塩分濃度を高め、塩分濃度が十分に高くなって塩が沼の底に非常に厚い層を形成するまで、海水を塩の結晶化する池に引き込みます。春から夏にかけて太陽と風で塩分が凝縮されることにより、ミネラルたっぷりの力強いうまみのある天然の塩ができあがるのです。。

 

 

地中海の塩の特質であるこの自然な白い塩は、夏が終わった9月に収穫され、粗塩と挽いた細かい塩として販売されます。フルール・ド・セル(Fleur de Sel)は、水面に浮かぶ別の種類のシーソルトで、夜明けに塩職人の手で収穫されます。

 

 

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