ジャンポール・ヴァンサンシーニ
1970年、コルシカ島の標高1,700メートルの山岳地帯の村“SAN LURENZU”で、製品ブランド名Jean Paul Vincensiniを紹介する前身である会社、Castagna de Vallerusite社が設立されました。その村には壮大な栗の木が生息していて、それはまさに無農薬・有機栽培で育てられた自然の恵みでした。コルシカ島は山がちな孤島の為小麦などの穀物が育ちにくく、壮大な栗の木が生息しているために昔は栗を粉にして主食としていました。また伝統的な名産品は栗のスイーツ。彼らは、栗粉やそれをアレンジした製品を作ることからスタートしました。
ジャンポール・ヴァンサンシーニ社は、広大な栗の木立であるラ・カスタニッチャ(コルシカ語で”栗の森”の意)の中心部に設立された会社は、伝統的な栗粉の生産から始まりました。この製品は、栗の品種の選択、果樹園のメンテナンス、栗の収穫、乾燥、脱穀、選別、工場での作業、包装など、生産チェーン全体を管理する家族が誇りをもって取り組んでいる製品です。
この地域の主な資産は、自然の保護と汚染されていない土地であり、同社はかなり早い段階で有機農業に取り組み始め、コルシカ島で最初のAB認定農場の1つになりました。創業者の息子たちは10年以上にわたり、製品の範囲を拡大することで事業を引き継いでいます。彼らは、典型的なオーガニックのコルシカの木の実やフルーツをベースとして、さまざまな種類の栗のジャムやその他の種類のジャムの生産を開始しました。
同時に、カニストレリ(コルシカ島で見られる地方菓子で、四角い形のビスケット。栗粉や小麦粉に砂糖や油脂に白ワインを混ぜた生地をつくり、四角形に切ってオーブンで焼いてつくる。)や栗粉ケーキなどの栗粉をベースにした上質でそれほど高価ではない製品を開発しました。また、希少なコルシカの高級オーガニック黒豚であるポルク・ヌストラレ(Porcu Nustrale)を使用した人気商品の”テリーヌ・コルス”を始めとする人気のシャルキュトリ(フランスのサラミと生ハム、テリーヌなどの加工肉)の生産も始めました。
ポルク・ヌストラ種の黒豚は、ヨーロッパ南西部のスペイン、ポルトガルなどの国々がある半島であるイベリア半島起源の品種品種の豚で、一年中野外で生活しています。夏の間には山の中腹の牧草地に放され、そこに自生している草の草や根を食べます。秋には谷に戻り、気候条件に応じて栗やどんぐり、大麦やその他の穀物などの森林の下草に栄養が行き渡った自然な植物を貯めます。そのためこの品種はとても健康的な品種になり、独特でうま味が自然に育ちます。しかし、ポルク・ヌストラの黒豚は保護された品種であり毎年1000頭の豚しか屠殺できないため、非常に珍しい希少な製品となります。 ジャンポール・ヴァンサンシーニ社はこの珍しいコルシカの黒豚を約200頭飼育しており、山や農場の栗の森で自由に生活させています。
ジャンポール・ヴァンサンシーニの製品の名声はそれだけではなく、伝統的な加工方法と高品質の肉や果物/木の実などの厳選された原材料のみを使用しており、その優れた品質は、フランスの厳しい基準をクリアした製品にだけ与えられる品質認証ラベルを獲得しています。Vincensini製品の多くは、ヨーロッパのオーガニック認証であるABエコサート(有機農業製品認証)、AOC(製品が地元の食材と伝統的なレシピで作られていることを保証する管理された原産地指定認証)の認定も受けています。
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