アサゾンヌマン・ブリアール
歴史家によれば、モー産のマスタードが初めてフランス国王に食されたのは13世紀のことですが、公式な形で王室の食卓に登場したのは1632年のことのようです。当時は、モーの修道士たちによってマスタードは独占的に製造され、「ムタール・ド・モー」と呼ばれていました。
1760年、モー支部の高官が、モー市に製粉所と工場を持つマスタード職人J.B.ポメリー氏に、モー市のオリジナルマスタードの秘密を伝え、国中で人気を博すきっかけとなりました。このマスタードは、その後、Moutarde de Meaux® Pommery®(ムタール・ド・モー ポメリー)と呼ばれるようになったのです。
ポメリー家は、1927年まで製造の秘密を伝えることなくマスタードの製造を永続させましたが、その後、ポメリーのムタール・ド・モーのビネガー供給元である「ヴィネグリー・デュ・リオン・ド・ラグニー」社に買い戻されました。1949年、新しいオーナーであるシャモア家によって「Les Assaisonnements Briards(アサゾンヌマン・ブリアーズ)」社が設立され、このおいしいマスタードの伝統的な製造方法を永続させるために、秘密のレシピが伝授されたのです。
地元でも、そして全国的にも有名な3世紀以上前に末名されたこのレシピは、1970年代にピエール・シャモアがこの調理法を世界に紹介し始めた頃から輸出されるようになったのです。
Moutarde de Meaux® Pommery®は、厳選された原材料と、何世紀にもわたる一族の成功の結果である比類なきノウハウの継続により、製造の秘密を守り、その後も変わることはありません。
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